カリモク TOKYOスツール

2016/9/21

Interior

カリモク TOKYOスツール

2015年に解体された国立競技場の自由席シートがカリモクの手によって家具として生まれ変わっていたって知ってました?

国立競技場の歴史

あまりスポーツに縁が無いので、国立競技場って1度しか行ったことがないんですよね。2003年の天皇杯準々決勝鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの試合をサッカー好きの友人に連れて行ってもらったのでした。

そんな調子なので当然国立競技場の歴史も全然知らないわけです。せっかくの機会なのでちょっと調べてみましょう。

施設名「国立霞ヶ丘競技場・陸上競技場」

これが正式名称なんですね。初めて知りましたよ・・・。

完成は1958年

てっきり1964年の東京オリンピックに合わせて建設されたのかと思っていました。
オリンピック招致のための国際アピールの場として1958年に開催された「第3回アジア競技大会」のために建設されたのだそうです。
そして東京でのオリンピック開催が決定した後、収容人数を増やすための改修を行っています。

スポーツの聖地に

国立というとサッカーの聖地というイメージが強いですよね。高校サッカーは準決勝から国立ですし、ナビスコカップも天皇杯も決勝は国立ですし。
ラグビーの聖地と言えば秩父宮ラグビー場の方がイメージが強いですが、大学ラグビーの早明戦は国立でしたよね。

実はライブも行われています

数は少ないながらライブ会場としても使われています。競技場に天然芝が使われている関係でライブでの使用のためには審査が厳しいのだそうです。
近年ですと2014年にポール・マッカートニーのライブが本人の体調不良のために中止になったことがニュースになりました。

個人的に国立ライブといえば1985年に行われた国際青年年記念 ALL TOGETHER NOWです。自分にとってこのライブは、はっぴいえんど再結成ライブとイコールになります。この場ではっぴいえんど再結成ライブについて熱く語ってもしょうがないので、これはまた別の機会に。

SAYONARA国立競技場

今回の「SAYONARA国立競技場」では3つの商品が発表されました。

ドリルデザイン/TOKYOスツール

価格:3万2400円(税込)

ドリルデザイン/TOKYOスツール

白鳥浩子/ponyチェア

価格:4万3200円(税込)

白鳥浩子/ponyチェア

鈴木元/KOKURITSUベンチ

価格:5万4000円(税込)

鈴木元/KOKURITSUベンチ

どの商品も魅力的でしばらく迷ったのですが、一番シンプルなTOKYOスツールを選択しました。
販売方法がちょっと特殊で、ぴあでチケットとして購入するというものでした。
購入確認メールには以下のように記載されていました。会場名:国立競技場 (東京都)ってのがちょっと粋ですね。

■公演情報
公演名:SAYONARA 国立競技場 For The Future MEMORIAL GOODS デザイナー with カリモク家具
有効期間:2015/7/4(土)-2015/8/23(日)
会場名:国立競技場 (東京都)

■購入チケット情報
TOKYO スツール 1枚

TOKYOスツール

7月に申し込みをし、第2回配送分として10月末に届きました。
発送者が日本スポーツ振興センターとなっていたので、何が届いたのか一瞬わかりませんでした。

ではでは、細部を見ていきましょー。

TOKYOスツール 正面

八の字にすっと伸びたレッグがキレイですね。

TOKYOスツール 側面

側面から見ると富士山のようです。

TOKYOスツール 斜め後ろ

TOKYOスツール 斜め

TOKYOスツール 座席番号

我が家の座面はV-45でした。どのあたりに設置されていたのかなー。

TOKYOスツール 裏側

裏側はこんな感じ。

TOKYOスツール ロゴ

「SAYONARA国立競技場」ロゴとデザインを担当したドリルデザインの銘が入っています。

TOKYOスツール カリモクロゴ

カリモクロゴも入っています。

おまけ

スツールの他にプレートとハンドタオルが付属します。

TOKYOスツール プレート

記念プレート

TOKYOスツール ハンドタオル

ハンドタオル

カリモクというと実家で使っていたような懐かしい家具だったり、レトロなカリモク60だったり、ツルモク独身寮を思いうかべる人が多いかと思います。ですが、近年KARIMOKU NEW STANDARD(カリモクニュースタンダード)という新しいラインを立ち上げています。今回の「SAYONARA国立競技場」プロジェクトで生まれた3商品はそのカリモクニュースタンダードの流れを汲むものになりました。

デンマークのインテリアブランドHAYに通じるシンプルでモダンなデザインと、カリモクの確かな技術力が融合したプロダクトは、屈指のクオリティだと個人的には感じています。

日本人デザイナー3組を迎えて造られたシンプルモダンなプロダクトは国立競技場の座席と共に「FOR THE FUTURE」のスローガンの通り、未来に残したい家具となりました。

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